1.木曽義仲
義仲は都を逃れ、瀬田で戦っていた乳母子で股肱たる今井兼平と、打出の浜で合流するものの、粟津の松原で討ち取られます。【画は歌川芳員】

義仲が葬られた場所で、義仲に近侍していた女武将の巴御前が義仲を弔うために建てたのが義仲寺です(膳所駅の北側)。

江戸時代の俳人、松尾芭蕉は義仲を偲び、その句碑が膳所駅北口に建っています。
「木曽の情 雪や生えぬく 春の草」
芭蕉が義仲寺の土中から極寒に春の草が芽を出すのを見て、疾風怒濤の人生を若くして終えた義仲の情に想いをはせて詠んだとされる句です。
2.膳所城
